道は無限にはある。
ある者は野心の道を行き、ある者は追従の道に行き、ある者は偽りの道に行き、そして真の宗教の道へ行く者がある。
世界の遍歴に精神を費やし、快楽を求めずに苦難の道を経て、不朽の座に昇ることを、もしや、無駄な仕事、無益な時間の浪費であると言われるのかな?
世界を旅する騎士や、高潔なる貴人や、美麗なる姫や、誇りある王が言われるなら、私もそれを取り返しのつかない侮辱と受け止めよう。
だが、僅か一地球も知らない、学生や教師達に言われても、私は痛くも痒くもない。
私は自らを、英雄や救世主だとは、一度も思ったことはない。
そして、その者達が持つ、才能や勇気といったものを、全く持っていない。
何の役に立つ?
誰かを必要ないという者は、必ずそういう立場となる。運命とはそういうものだ。
今は役に立たない。100年後1000年後、役に立つかもしれない。
ここでは役に立たない。世界の果てで、役に立つかもしれない。
不可能?
不可能だと、誰が決めれるのか?
不可能だとして、誰が止めれるのか?
不可能ではない。誰かが受け継ぐ。
私はその者の背中を押すだけだ。